まさか私が喘息に…?信じられない診断を受けた日
大人になってからぜんそくと診断された日

「え、私って喘息持ちだったっけ!?」
7月に病院で医師から告げられた瞬間、頭が真っ白になりました。
子どもの頃から喘息で苦しんでいたわけでもないし、むしろ“自分には関係ない病気”だと思っていたからです。
でも医師は私の動揺した顔を見て、淡々とこう言いました。
「信じたくないかもしれませんが、過去に喘息の既往がなくても、
風邪やアレルギーをきっかけに大人になってから突然起こることもあるんです」
そして喘息の数値データを見せながら「これは間違いなく喘息です」と。
その瞬間、私は「悔しい」という気持ちと、「まじかよ…」という気持ちでいっぱいになりました。
咳はただの風邪だと思っていた
思い返せば、咳が出始めたのは5月初旬。
痰が絡む咳で、典型的な喘息の“ゼーゼー・ヒューヒュー”とは違ったから、「風邪かな」「そのうち治るだろう」と思っていました。
けれど2か月経っても咳は止まらず。
ようやく受診した7月、医師からは「咳が2週間以上続いたら病院に来るのが普通ですよ」とサラッと言われて、さらに衝撃。
もしもっと早く病院に来ていたら、数日で止まっていたかもしれないと言われました。
原因ははっきりしない
フルマラソンが引き金だったのかもしれないし、花粉やアレルギーかもしれない。
もしくはただの風邪から移行したのかもしれない。
結局、これだ!という原因はわかりません。
「喘息=ずっと持っている持病」というイメージが強かっただけに、大人になってから急に診断されるなんて、未だに信じられない気持ちがあります。
体質のサインは昔からあったのかも
思い返すと、私は昔から声が枯れやすいタイプでした。
営業時代、先輩に「なんでそんなにすぐ声枯れるの?飴でも舐めてなんとかしてよ」と怒られたことも。
当時は「そんなの知らないよ!」と腹立たしく思っていましたが、今振り返ると、それも“気道や喉が弱い体質”のサインだったのかもしれません。
今思うこと
今回の経験で強く思ったのは、咳が続いたら自己判断せず早めに病院へ行くこと。
そして「喘息=子どもの病気」という思い込みは危険だということ。
私は「喘息持ちじゃなかったのに!」という強いショックを受けました。
でも、それは「新しい自分の体質を知るきっかけ」でもあったと思っています。
これからは薬を続けつつ、自分の身体とちゃんと向き合って、うまく付き合っていくしかないのかなと。
おわりに
もし今この記事を読んでいるあなたが「咳が2週間以上続いている」なら、どうか私みたいに先延ばしにせず、早めに病院に行ってほしいです。
私と同じように「まさか自分が…」と驚くことがないように。

なつ
好奇心多めのマーケター。旅行が大好き!